これやこの 行くも帰るも別れては
知るも知らぬも 逢坂の関
(蝉丸 『後撰集』より)
レコチョクが毎年参加している、AWS re:Invent の季節が今年もやって来ました。
このブログを読んでいるような人にわざわざ説明する必要も無いと思うのですが、re:Invent とは Amazon Web Services 最大のイベントで、ラスベガスのホテルを会場にして、新サービスの発表を含め様々な講演・セッションが行われます。
今年はレコチョクからは、2年目の私を含め若手中心での参加ということになりました。
実務経験はまだ一年くらいしかないので、どれくらい情報を得られるか(そもそも聞いて凄さが分かるのか!?)、正確に伝えられるか不安に思いながらこのブログを書いています。
何はともあれ、初日はラスベガスへの移動です。
自宅の出発から数えると、およそ22時間かけて滞在先のホテルまで移動します。
とくに技術的な話があるわけでもないのですが、折角なので道中の話を書いておきます。
都心からあまりにも遠い日本のハブ、成田空港からアメリカ国内まで移動します。
成田空港で米ドルへ両替したのですが、1万円を出すと「1万両替セット」みたいなのが袋で用意されていて一瞬で終わりました。便利ですね。
チップ以外は全部カードで済ませようと思っていたんで、全部1ドル札に換金してくれたのもとても有り難かったです。
今回のツアーはユナイテッド航空でした。
明らかに日本人のような見た目をしているのに、頑なに英語でしか案内してくれない添乗員の方に導かれ、シートに座りました。ここから9時間のフライトです。
機内食はクリームパスタ or カツカレーでした(英語でも katsu curry なんですね)。
コーヒーと一緒に砂糖を頼んだら、何も言ってないのに二袋出てきました。こんなところもアメリカンです。
機内エンターテイメントシステムを色々見ていると、『君の名は。』がありました。
それ以外にも、エマ・ワトソン主演の Beauty and the Beast など、かなり新しめの映画もラインナップにありました。
色々悩んだのですが、前から気になっていた『この世界の片隅に』を見ました。途中、「アメリカ行きの飛行機で戦争映画見るってどうなのよ」とか思いましたが、結局最後まで見てしまいました。
まず、ロサンゼルス空港へ降り、そこから乗り換えてラスベガス空港へ向かいます。
ロサンゼルス空港では特におもしろいこともなかったので、さっさとラスベガスへ向かいましょう。
ラスベガスへようこそ
ついに、基調講演会場であるベネチアンホテルが見えてきました。艶やかです。
事件の影響か、イベントエリアへの立ち入りでも金属探知機を通らなければならなくなっていたり、怪しい人は警察犬のチェックを受けたりしていました。
それを抜けると、巨大なAWSロゴがありました。…お金かかってますね。
セッションは明日からですが、受付は今日も空いていました。そして広大な広間で DJ が ノリの良い選曲をしていました。
ここに限らずですが、どれも規模が大きいです。きっと明日はここが一杯になるくらいの人が来るんだと思います。
明日からはいよいよ、AWS re:Invent が始まります。
会場の雰囲気をちゃんと伝えられるか、巨大なホテルで迷子にならないか、試しに国際線で見た洋画は全く聞き取れなかったが大丈夫か、などなど不安は尽きませんが、兎にも角にも明日からが本番です。
まずは、移動で消耗した体力を明日までにどれだけ回復できるかですね。
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- まだまだ気持ちは新人です。
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