データ分析未経験の新卒エンジニアがレコメンド機能を実装した話
投稿者:早坂啓太この記事はレコチョク Advent Calendar 2021の24日目の記事となります。
こんにちは、株式会社レコチョク入社1年目の早坂と申します。
本記事では、今年のレコチョク新卒エンジニア研修の一環で行われた、サービスの企画から開発までを行うハンズオンの中で、私が実装したレコメンド機能についてご紹介します。
まずは新人なので、自己紹介をします。
自己紹介趣味カメラビートボックス(ボイパ)
カラオケ
音楽鑑賞 ...
異常検知手法を用いたバズり検知
投稿者:山田航大この記事はレコチョク Advent Calendar 2021 の 13 日目の記事となります。
今回は、異常検知手法を用いて、「アーティストのバズり検知ロジック」を作る過程を記事にしたいと思います。
はじめに現在、 TikTok やサブスクサービス等で楽曲がバズり、一気にスターダムまで駆け上がる例が出てきています。
バズりを素早く検知することができれば、次の施策に向けて予算を確保したり、企画を立てたり、素早く動き出すことができます。
Data Gateway Talk vol.4をレコチョクで開催しました。
投稿者:福治菜摘美2019年11月21日(木)レコチョクオフィスにて、Data Gateway Talk vol.4を開催いたしました。
Data Gateway Talkとは公式のconnpassから引用するに、「データアナリスト/データサイエンティストの 登竜門(Gateway to Success)となることを目指した勉強会」です。
勉強会自体、今年の4月から始まり、今回の開催が第4回でした。開催の経緯としては、他のデータ分析系の勉強会はスキルの高い人が集まって ...
発話プロトコル法を用いたユーザテストとデータ分析
投稿者:福治菜摘美今回は、データを分析する人間から見たユーザテスト(主に発話プロトコル法)についてお話したいと思います。
なぜ発話プロトコル法でユーザテストをしようと思ったのか。私が発話プロトコル法でユーザテストをしようと思ったねらいとしては以下のことが挙げられます。
アクセスログやアンケートだけでは読み取れない行動を知りたい。例えば、ユーザの手の動きなどについては、アクセスログやアンケートではわからないため。
アンケートでは使いにくい部分が慣れ ...
第二弾 その平均値、危険ですよ! ~直感に反する平均値~
投稿者:福治菜摘美本記事は、先日投稿した その平均値、危険ですよ! の続編です。
平均値にまつわるある不思議な話を紹介しようと思います。
去年、私の地元である北九州市が人口10万人以上の都市が対象の全4部門のうち「総合」と「シニア世代」の2部門で全国1位となったそうです。(「2018 年版『住みたい田舎』ベストランキング」で北九州市が総合部門・シニア世代部門の2部門で全国第1位を獲得しました!)
これは、偏に北九州市のヒーロー、キタキュウ ...
その平均値、危険ですよ!
投稿者:福治菜摘美こんにちは、ゆとり世代の福治です。
ゆとり世代は高校までの数学だと、データの概要を把握するときの値って、平均値と最小値、最大値ぐらいしか習ってない気がするんですよね。
今回は、データの簡単な特徴を把握する際に、平均値だけをみてしまいがちになってしまっているのではないのかという問題提起とともに、平均値だけでデータを把握してしまわないようにするにはどうすれば良いのかをお話ししようと思います。
サンプルデータ今回、以下の3つの例をあげて ...
アンケート作成のコツ ~質問文を作ったら~
投稿者:福治菜摘美本記事は「アンケート作成のコツ ~質問文編~」の続編となります。
「アンケート作成のコツ ~質問文編~」では、質問文の作り方を中心にアンケート作成のコツをご紹介しました。
そこで今回は、質問文の作成が終わったあとに、どのようなことを気をつけるのかをお話ししたいと思います。
アンケートを作る際は、作成された質問文の順番、質問に付随している選択肢の順番について考える必要があります。
答えやすい質問から、答えにく ...アンケート作成のコツ ~質問文編~
投稿者:福治菜摘美アンケートを作る上で、言葉のチョイスはアンケート結果を大きく左右する要因の一つになります。
言葉のチョイスの違いによる影響を調べた心理学で有名な研究があります。(作り替えられていく記憶)
※もともと英語の論文なので日本語訳するのはちょっと大変だなと思っていたところ、適当な日本語での説明を見つけたので、それを引用します。
ロフタスとパーマー(Loftus & Palmer, 1974)は、こんな研究をしました。 ...