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2017/1/19に、レコチョクオフィス内にて 「AWS初心者向けハンズオン Webサーバ構築編」という勉強会を開催させて頂きました。
概要
今回は初心者の方を対象にAWS上でWebサーバを構築するという課題で行いました。
利用したAWSのコンポーネントは、EC2、ELB、Route53と、Network ACL、Security Groupです。
本番環境を想定して、サーバ(EC2)を2つのAZに配置して冗長化させた後、ロードバランサー(ELB)を作成。それぞれのEC2にリクエストを分散させます。
ELBのDNS名(xxx.xxx.elb.amazonaws.com)にアクセスさせるだけでは味気ない為、独自ドメイン名でアクセスできるようにDNSサーバ(Route53)を設定しました。
※今回は時間の関係もあり、VPCやSubnet、InternetGatewayやRouteTable、IAMなどの基本的な構成は事前に準備した状態からスタートさせて頂きました。
完成図
おしながき
● 前半 ハンズオン(まずは、単体のEC2でWebサーバを実現)
- EC2を1台作成する
- AWSのファイアウォール機能(Network ACL、Security Group)とネットワーク通信の説明
- 必要な通信のファイアウォール許可設定
- EC2にSSHでログインして、Apacheのインストールと設定
- ブラウザでEC2にアクセスして動作確認
● 休憩
● 後半 ハンズオン
- 1台目のEC2のAMIを作成して、2台目のEC2を作成
- ELBを作成して、2台のEC2にリクエストを分散
- 必要な通信のファイアウォール許可設定
- 独自ドメイン名でELBにアクセスできるようにRoute53を設定
- ブラウザで独自ドメイン名にアクセスして動作確認
● 質疑応答
さいごに
この度は、たくさんのご応募、ご参加頂きまして改めてお礼申し上げます。
今回ご参加頂いた方のプロフィールとして、AWSを初めて触る方、オンプレミスのインフラご経験者の方、開発者の方、学生の方など様々な方がいらっしゃいましたが、なんとか課題のゴールまで完成していただけることができました。
また同様の内容や、アンケートで頂いた内容などを参考にさせて頂きつつ、レコチョク勉強会を実施させて頂きたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
この記事を書いた人
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釣りとカレーと犬と音楽(プログレ)が好きです。
オンプレミス、プライベートクラウドのインフラ業務を行った後、AWS移行プロジェクトに参画。設計、構築、全体の管理などを担当。
たまに開発もやります。
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