はじめに
こんにちは。システム開発推進部 システム開発第1グループの石田です。
突然ですが、皆さんには苦手なことはありますか?
おそらく99.9%の人が「はい」と答えるでしょう。
私の場合、人の話しを聞いて内容をすぐに理解することがとても苦手です。
社会人になるとその”苦手”は会議という場で、存分に力を発揮します。
少しでも油断したら話しについていけない、議事録を上手くまとめられない…。
そんな私は苦手を少しでも解消するために、「図解思考」について学びました。
本記事では、その「図解思考」の基礎を以下の流れに沿って紹介していきます。
- 図解思考とは?
- 図解思考のメリット
- 図解思考を身につけるステップ
- 図解の基本パターン
- まとめ
図解思考とは?
図解思考とは、自分の考えを図で整理しメモとして残す技術のことです。
この技術を身につけることで、頭の中が整理され「図で考える」ことができるようになります。
ここで重要なのが、「他人が理解しやすいように描く」のではなく、「自分のために描く」ということです。
本書では、自分の理解したことをそのまま絵にすることが大切だと述べられています。
図解思考のメリット
箇条書きではなく、図でメモをとることには以下の6つのメリットがあります。
- 言葉を省略できるからスピーディーに記録できる
- 話しが複雑でも関係性を理解しやすい
- ヌケ、モレ、矛盾を発見しやすい
- 記憶に定着しやすい
- 後からアイデアを展開しやすい
- 報告書やプレゼン資料にそのまま転用できる
理解が深まるだけでなく、5,6のように後の作業にも使えることはとてもいいことですね!
図解思考を身につけるステップ
では、実際に耳で聴いた情報をリアルタイムで図に書き出せるようになるにはどうすればいいのでしょうか。
特に難しいことはなく、以下のステップを踏めば身についていきます!
- 図解を楽しむ
- 図解の基本パターンを知る
- フレームワークの引き出しを頭の中に持っておく
- どんな会議の場でも図解を行うクセを身につける
図解の基本パターン
図解の基本パターンは、上記で述べた通り「四角形と矢印」です。
図には、フロー図やサイクル図など様々な種類がありますが、本記事では初心者がすぐに使えて効果的な基本のパターンを一部紹介します。
上記のパターンはあくまで一例ですが、これらの基本パターンを組み合わせることで、情報の流れや関係性を表現でき、視覚的にわかりやすい図解を作成することができます。
まとめ
図解思考の基礎について、簡単にですが紹介させていただきました。
図解思考のスキルは一度身につけると、自分の理解を深めるだけでなく、コミュニケーションやアイデアの共有にも役立ちます。
本記事を見て「図解思考気になる!」「やってみたい!」と感じた方は、ぜひ試してみてください。
認知特性が視覚優位な私としては、情報が図として視覚化されることは、耳で聴いたり文字で読んだりするよりも理解がしやすく、とても有効です。
しかし、「図解思考を身につけるステップ」でも述べたように”どんな会議の場でも図解を行うクセを身につける”がまだ出来ていないので、早く自分のものにするためにも意識的に実施していきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!