初めまして、普段iOSアプリを開発している澁谷太智です。 2013年頃からオーディオ機器に興味を持ち始め、近頃はイヤホンを自作するまでになっています。 オーディオ好きという経緯もあり、 今回こちらの記事「イヤホンプラグの種類って? | レコチョクのエンジニアブログ」に情報を追加した続編的な形で書かせて頂きます。
TOC
プラグの種類紹介
アンバランス接続プラグ
- 3.5mm 3極プラグ
- 3.5mm 4極プラグ
- 6.3mm 3極プラグ


バランス接続プラグ
- 2.5mm 4極プラグ
- 4.4mm 5極プラグ


アンバランス接続・バランス接続とは
違いについて
まず、音楽プレイヤーやアンプから出力される信号は下記の4種類あります。
- L(+)
- R(+)
- L(-)
- R(-)
アンバランス接続とバランス接続では、この4種類の信号の受け取り方が異なります。 下の表にある通り、 バランス接続は、4種類すべての信号を個々で受け取っています。 それに対して、アンバランス接続では、LRのマイナスをGND(グラウンド)としてまとめて受け取っています。

対応機器について
アンバランス接続は、一般的な音楽再生機器や音響機器に多く使われています。 それに対して、バランス接続は端子の構造がアンバランス接続とは異なるので、使用できる機材が限られます。
下のような、バランス接続プラグを指すことのできるプレイヤーを購入するか、

引用:https://en.shanling.com/product/431
下のような、アンバランス接続プラグからバランス接続プラグへの変換プラグを購入する方法があります。 値段的に簡単に試せるのは、変換プラグかと思います。 直挿しできるプレイヤーに接続した際と、変換プラグを挟んだ際で音質に変化があるのかを試してみるのも面白そうですね。

引用:https://www.e-earphone.jp/products/detail/1254252/2069/
最後に
端子の種類や接続の種類がたくさんありますね。。。 3.5mm の中にも規格が異なるものがあったりと、イヤホンケーブルや変換プラグを買う際には注意が必要です。 ネットショッピングでは、商品詳細をよく見て買いましょう。 不安であれば、イヤホン専門店や家電量販店のオーディオ売り場の店員さんに聴いて購入しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
参考サイト
澁谷太智