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1.概要
システムのAWS化に合わせて、提供している検索エンジンをCloudSearchに置き換える事になりました。検証するために、CLI(コマンドラインインターフェイス)経由でCloudSearchを操作したので、その手順をまとめて残したいと思います。
2.前回までの記事
【連載】Amazon CloudSearchのCLI入門編 #1 (検索ドメインの作成)
3.前提条件(再掲)
クライアントは、Windows環境です。CLIのコマンドは同じなので、他のコマンドは、環境に合わせて、適宜読みかえて下さい。あと、アクセスキーとシークレットキーを発行してCloudSearchへ接続します。
今回、準備する検索ドメインは、以下の通りとなります。
フィールド名 | 型 |
---|---|
id | literal |
artist_name_li | literal |
album_title_li | literal |
artist_name_te | text |
album_title_te | text |
※ 検証内容がliteral型とtext型のscore値の確認だったため、
それぞれの検索フィードを定義しました。
※ その他、使える型は、以下のURLを参考にして下さい。
参考URL:公式:Amazon CloudSearch ドメインのインデックスフィールドの設定
4.ドキュメントの準備
検索ドメインの型定義に合わせて、inputとなるファイルを作成します。
フォーマットは、json形式かxml形式となります。今回はjson形式のフォーマットで準備しました。
[ {"type": "add", "id": "6", "fields": { "artist_name_li": "アーティスト001", "artist_name_te": "アーティスト001", "album_title_li":"タイトル", "album_title_te":"タイトル" } }, {"type": "add", "id": "7", "fields": { "artist_name_li": "アーティスト001", "artist_name_te": "アーティスト001", "album_title_li":"アルバム", "album_title_te":"アルバム" } } ] |
参考URL:公式:Amazon CloudSearch 用にデータを準備
5.ドキュメントの登録
以下のコマンドを実行して、ドキュメントを登録します。
aws cloudsearchdomain upload-documents^ --endpoint-url https://search-search-score-test-yamamoto-aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa.ap-northeast-1.cloudsearch.amazonaws.com^ --content-type application/json^ --documents input.json { "status": "success", "adds": 2, "deletes": 0 } |
オプション | 説明 |
---|---|
upload-documents | ドキュメント登録用のコマンドとなります。 |
–endpoint-url | 検索ドメインの接続先を指定します。 |
–content-type | ファイルのフォーマットを指定します。 |
–documents | 作成したファイル名を指定します。 |
参考URL:公式:Amazon CloudSearch ドメインにデータをアップロード
6.最後に
次は、ドキュメントの検索を実施します。
この記事を書いた人
- レコチョクの楽曲情報の検索や、決済/会員情報、 レコメンド情報などを扱う、レコチョクAPIの運用と改善を担当しています。主にプロジェクト管理をやっています。技術力は低めですが、気づきがあったことなどを更新していきます。
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