気が付けば、プレイングマネージャー時代から15年近くマネージメント職をやってきて、今やすっかりPの部分がなくなってマネージメント業務一本になった松嶋です。
エンジニア時代は、自分で企画から開発、運用まで見られる最強人間を目指していたので、純粋なマネージメントでのキャリアのイメージが正直沸かなかったです。
ただ、こうやってエンジニアのマネージメントをやってみて、マネージメント業務の楽しさとか魅力も少しずつわかってきたので、小出しにして行こうと思います。
今回は、
皆さんはどんなTを目指しますか?
T型人材って聞いたことある人もいると思いますが、一般的にT型人材は、Iが専門性(技術力)、ーが幅広い知識的な両方を持つ人材になろうというものです。
私はー部分を幅広い知識ではなく人間力に置き換えて使っています。
ちなみに人間力とは、 WIKI 曰く
社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力
だそうです。まぁ、ざっくりしてること。
で構成要素は
「基礎学力」、「専門的な知識・ノウハウ」「論理的思考力」、「創造力」「コミュニケーションスキル」、「リーダーシップ」、「公共心」、「規範意識」、「他者を尊重し切磋琢磨しながらお互いを高め合う力」「知的能力的要素」「社会・対人関係力的要素」「意欲」、「忍耐力」「自分らしい生き方や成功を追求する力」
もう全部じゃんw
で結論から言うと20代のエンジニアは大きなTになることを目指してほしい。えっ?
↓みたいな感じ。
エンジニアってどうしても技術習得にモチベーションが上がる傾向にあり結果、年齢を重ねるとIが長くなってーが短い傾向が強いように思います。
こんな感じ
こんな形のIが長いエンジニアになると、いざこの状態でマネージメントをする立場になったときに、Iの方でマネージメントをしてしまい、メンバーがついてこれず、結果は想像できるのではと思っています。
逆にIが短く、ーが長いようなキャリアを積んできた場合、いざエンジニアをマネージメントしようとした時に、いい人だけど便りがない、一番恐れている部下になめられて、結果はこれも想像できると思います。(ただ、業務知識とか他を徹底的に伸ばせばカバーはできます)
ちなみに。。
もしも大きなTに自分がなっていたら
こんな形の人から
こんな形の人
こんな形の人まで
色んなひきだしをもってマネージメントできるようになります。
でも構成要素一つずつ成長させるのってどうやるのって話ですが、こんなプラクティスが一番大切だと思っています。あくまで私見ですが。。
20代は技術を伸ばす(Iを最大化)をベースに、一緒にビジネスを考えている人の要望、不満をすべて叶えてあげる努力をする。
エンジニアって、要件かたまんねーしーとか、コードがきれいにかけねーしーとか、それ金になんのとか、ならお前が実装しろよとか、技術に情熱を傾けているがゆえに色んな感情が沸き起こる生き物です。
ただ、この自分自身から出てくる感情を受け止められないエンジニアはーは、まったく育ちません。(断言できる。)
逆に、一緒にビジネスを考えている人の要望、不満をすべて叶えてあげる努力している子は、周りから頼られ、多くの失敗を繰り返し気づけば大きなTになっていることを30歳になったときに気づくと思っています。
さらにすべての要望を応えるはずが、いつの間にか自分の意見が通るようになり、結果自分の意思がしっかりビジネスに反映されていることにも気づくはず。
もう書くの疲れたのでクロージングが下手ですが、今日はそんな感じ。
みなさんは今どんなTですかね?
この記事を書いた人
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主にエンジニアのマネージメント担当
パブリシティ
こことか
https://www.youtube.com/watch?v=uWf7WdclIaQ
こことか
https://aws.amazon.com/jp/solutions/case-studies/recochoku/
ここらへん
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1606/24/news06.html
性格 ざっくり
口ぐせ いいんじゃん。それで。
夢 ハワイでスローライフ的な
趣味 サッカー観戦、週4試合観る(ノルマ)
好きなアーティスト ONE OK ROCK
音楽について
音楽って10秒もあれば人の心動かす最強サプリメントだよね。
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