CLB(ClassicLoadBlancer)からALB(ApplicationLoadBlancer)に移行したくなる機能が追加された件
こんばんは。
AWS WAFを使うにはALBじゃないとダメだったりするので、ALBへの移行も考えなきゃな……と考えられているかと思います。
そんな中、CLBにALBへの移行ウィザード機能が追加されました。
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2017/11/new-one-step-migration-wizard-to-migrate-a-classic-load-balancer/
という事で、さっそく試してみました。
やってみる
適当なCLB用意します。 どんな機能か分からないので、外部から疎通確認しながらやってみます。

[移行] タブが出来てる。

早速ウィザード起動。 差分も分かりやすいかも。 ターゲットグループも自動で作成される模様。 名前は移行元となるCLBの名前そのままになる模様。 まあ後でも変えられるのでこのまま実行。

ちなみに、ウィザードに沿って行移行する際に、同じ名前のリソースがあると怒られました。

怒られなければ……すぐ出来るはず。

既存のCLBをコンバートする訳では無く、新たにALBが作成される様です。


ですので、既存CLBへの通信も影響無しでした。
後はALB経由で通信確認などを行えば、DNS設定を変えるだけで、CLBからALBへの移行が完了です。
まとめ
ALB作成した事があればそこまで大した事はないかもですが、既存設定との差分を確認しながらALBを 作成できるのは便利かもしれませんね。
おまけ
ALBに紐づけているWAFのwebACLが表示されてるの知らなかった。 いつからあったんだろうか。

野村昌男
インフラとセキュリティメインでやっています。
L4/L3以下が好きです。