【re:Invent 2018】Day1〜ここがベガスだ、ここで跳べ〜

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re:Invent2018 参加初日

こんばんは、権藤です。
ベネチアンホテルのベッドが2つある部屋の片隅で1人さびしくブログを書いております。
タイトルにそぐわない真面目な記事をどうぞ。

今年の参加グッズ

  • AWS re:Inventパーカー
  • エコボトル

・AWS re:Inventパーカー
re:Inventパーカーは昨年同様ノベルティとして配られました。
デザイン的には昨年のほうが僕は好きですが、着心地はとてもいいです。
中が起毛になっていてチャンピオンのリバースウィーブ的な着心地です。

・エコボトル
エコボトルはNetAppという会社がスポンサーのグッズみたいですが、
会場のいたるところに給水スポットが設置されており、時間帯によらず飲めるので、
水分補給にはかなり便利でした。来年も配られると良いですねー。

参加セッション3行まとめ

今日参加したセッションについて3行(くらい)でまとめようと思います。
詳しくは別途AWSから公開される資料をみていただくとして、簡単な概要と所感です。

  1. ARC334 – Scaling Push Messaging for Millions of Netflix Devices
  2. CON315-R – [REPEAT] Deploying Microservices Using AWS Fargate
  3. GENM201 – Monday Night Live

1. ARC334 – Scaling Push Messaging for Millions of Netflix Devices

OSSの玉手箱ことNetflixですが、このセッションではNetFlix ZuulというPush Messaging Systemをなぜ作ったか、
そしてどのようにスケーリングできるのかを解説しています。

i. Netflix内では作品の選択に7割ほどの時間を使っている(視聴時間は3割程度)

ii. Zuul Push server ( https://github.com/Netflix/zuul ) を開発して課題解決(AlexaからTVへのPushもZuul担当)

iii. サーバの数が少なくなるように最適化しないといけないが、
実際には複数の小さいインスタンスタイプのほうが単体の大きいインスタンスタイプより好まれがち

Youtube配信はこちら

2. CON315-R – [REPEAT] Deploying Microservices Using AWS Fargate

Fargateを使ったマイクロサービスアーキテクチャの構築をおさえつつ、ユーザー企業の実例を解説していました。
個人的には今のプロジェクトでFargateを採用しようとしているので、EC2ベースとFargateベースの技術選定方法、
Clusterの使い方が勉強になりました。

i. EC2ホスティングを選ぶケース

ii. パーミッション権限まわり

iii. Clusterの使い方

3. GENM201 – Monday Night Live

AWS Global Infrastructure and Customer SupportのVP他がAWSのインフラ新機能についてしゃべり倒します。
前座としてバンド(生演奏)がOasis/Wonderwallで会場を盛り上げてくれていました。
また、新機能に関しても明日明後日のKeynoteを前にこんなに発表して大丈夫なの?wwwと思えるほどリリースがありました。
以下Monday Night Liveで自分が確認できたものだけ抜粋します。

  • AWS Global Accelerator
    • 高可用性で輻輳のないAWSグローバルネットワーク。
  • AWS Transit Gateway
    • オンプレとVPC間のトランジット部分をマネージドするゲートウェイ。
  • EC2 A1 Instance
    • ARMベースのAWS Gravitonプロセッサーを搭載したEC2インスタンス。
  • EC2 C5n Instance
    • 最大100Gbpsのスループットの実現。
  • Amazon SageMaker Neo
    • SagaMakerのネオ版(しかもオープンソース)
  • Elastic Fabric Adapter
    • EC2用のENI?後から追加できるGPUでハイパフォーマンス化できる。
  • Firecracker
    • KVMをベースとした新しい仮想化技術。非仮想化環境でmicroVMをすばやく起動できる。Apache2.0ライセンスとして提供。
  • AWS Transfer for SFTP
    • マネージドなSFTPサービスを提供。外部からAmazon S3のバケットに対してSFTP経由でデータ転送できる。

まだまだありましたがざっとメモを取った感じでもこれくらいあり、
新機能ラッシュでre:Inventのお祭り気分をとても感じられました。
明日はExpoへ行って企業参りします!!!

この記事を書いた人

権藤洋一郎
権藤洋一郎
よく訓練されたApple信者です。こぢんまりとプロマネをしているので、手を動かしていきたい。最近はコンテナまわりをやっています。