MUSIC HACK DAY Tokyo 2018とは
音楽にまつわる世界的に開催されているハッカソンです。
東京では3回目であり3年ぶりの開催だったそうです。
今回は「音楽とエンターテイメントのリ・デザイン」というテーマで開催されました。[ 公式ページ ]
参加してみて
とても反省の多いハッカソンでした。
個人的に、自分の思った以上に成長できていない感じたことがショックでした。ハッカソン自体、学生時代に何度か参加していました。当時、コードをバリバリ書くというよりもコードがかける友人とアイディアマンの友人の橋渡し的存在で、裏側の処理を全く書かない訳ではないですが、コードが動かないことも多く主に見た目の調整や、デザインを担当したりしていました。今回、社会人になり、学生時代と比べ、多少なりともプログラミングのことがわかってきているため、今回こそは、エンジニアとして役に立てるはず…!と思い参加しました。しかし、エンジニアとして役に立つことはほぼできませんでした。
チーム構成について
今回、事前にチームを組まず参加しました。チームビルディングは、自分のアイディアを提示し、共感できるアイディアを持っている人を中心にチームを作るという手法でした。チームビルディングでできたチームメンバーは私を含め4人。構成はデザイナー、プランナー、エンジニア二人(三年目のフロントエンジニア、自分)でした。
自分の役割
自分が思うようにハッカソンに参加できなかった理由としては、単に勉強不足ということが大きかったです。もう一人のエンジニアの方は、RESTやReact.jsといった私が知らない技術を知っていて、それらを使って開発を始めていました。もともと、裏側の処理を私が書くということになり実際に処理を書いていたのですが、RESTにしたがって開発をしようとした際に設定がうまく行かず、動きませんでした。最終的な発表では、ローカルでデータを読み書きすることになりました。とはいえ、アイディアをまとめるという面では、より円滑に議論が進むようにエンジニアと非エンジニア感で伝わっていない部分をお互いに伝わるように噛み砕いて説明をしたり、自分やチームメンバーの中で理解できていない部分を明確にしたりし、うまく動くことができました。
実際に完成物の中で自分が役立った部分としては、(音声変換APIを使ったので)音声APIを叩く部分と初期のサンプルデータの作成、アイディアをまとめるという部分のみでした。
反省
よくよく考えれば二日間で行うハッカソンというのは初めてだったので要領がつかめていない部分もあったと思います。しかし、使えそうなAPIの下調べを行ったり、(裏側の処理を書くのであれば)フロント側との連携の手法について学んでから参加すべきだったと思いました。次回ハッカソンに参加する際は今回の反省を思い出して、臨みたいと思います。
作った作品について
今回作った作品は、エピソードとともに音楽を投稿でき、投稿されたエピソードが読まれた後、音楽を再生される「otogram」というアプリです。デモ動画
このアイディアは初めからこういうアイディアだったわけではなく、実は一日目の終わりに一度白紙になってから固まっていったアイディアです。とはいえ、優秀賞、nana賞が受賞できたのは、皆が納得できるまで話し合ったものを作ったからではないかと思います。
印象に残った作品
全体的に目の付け所が面白かったり、将来性のあるような作品がたくさんありました。今回は個人的にハマった作品を紹介したいと思います。
つながる、みんなでわくわくおんがく
個人的に目の付け所が面白いと思ったのが、「つながる、みんなでわくわくおんがく」です。
環境音を録って、音域ごとに曲になるように切り取って音楽にするというものでした。環境音を音楽にするというアイディア自体はなんども考えたことがあるがどのように音楽にするのかなどが難しいと思っていたため、それを実際に形にしていたことがすごいと思いました。
Super音姫
また、「Super音姫」ではいかにもな音姫の音をポジティブにトイレを使用できるようなものに変えられないだろうかという想いで開発されたそうです。サービスとしては、ドアの部分にセンサーをつけて、トイレをしている人数に合わせて、曲を構成する楽器が増えてセッションができるというものです。個人的には、色々考える点はあるにせよ、トイレの外にスピーカーをつければ現在の混雑具合がトイレに行かなくてもわかるので、とても良いと思いました。
所感
- もっと頑張らないといけないなと感じたハッカソンでした。
- 学生時代に比べ、体力の低下を感じました。
- ハッカソンは絶対途中で参加したことを後悔するのですが、なんだかんだで最後はもう一度参加したいと思ってしまうので、改めて不思議なイベントだと思いました。
この記事を書いた人
- 新米エンジニアです。
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