SXSW参加レポート 2017年3月12日

SXSW, イベントレポート

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オースティン4日目。12日のレポートです。
ちょっと疲れが溜まってきて睡眠不足気味ですが頑張ります。。


本日のオースティンの天気は曇り。
昨日の雨は止みましたが気温が低く寒い1日でした。


まず10時から開始の「Trade Show」へ行ってみました。
会場直前はたくさんの人が入り口付近に集まっていました。

中へ入ると広い会場内に様々な企業が並んでいます。
テーマ毎や国毎にエリアが分かれているようで

こちら日本のエリア。ここから2列くらい日本の企業が並んでいました。

こちらのゴーグルなしVRは開始早々行列になっていました。

思ったより大きいのと椅子が動くので横で見ていても迫力があります。


その他、日本のブースにあったものをいろいろ見て回りました。
イヤホンジャックに挿すと挿したものに対応したアクションを起こすアプリ

旅行者向けの音声案内を提供するイヤホンジャック

トマトに触ると音声を再生する。

あと、どのような展示があるのか少し歩き回ってみました。

NASAの展示。

ロボットアームの展示などもありました。
やはりものが置いてある方が目だつのでVRの展示は地味な印象ですが。
機器を装着している人と同じ内容をモニタに表示して周りにいる人にもなんとなく伝わるようにしてくれているブースが見られました。


続いてConvention Centerの向かいにある「Japan Factory」へ行ってみました。

柔らかい布に触ると投影される絵が反応するアート。

SONYの技術を展示した「THE WOW FACTORY」
が盛り上がっていました。
こちらは全体のマップ。全部で13個の展示があります。

入り口横にあった大型の高画質ディスプレイ
写真では伝わりづらいですが大きくて吸い込まれるような感じです。

「Crystal LED」というものが使用されているそうです。

こちらは(ちょっ写真が近いですが)机にキーボードを映し出して
ピアノを弾いたりドラムを叩いたりできるというものです。
コントロールも全て机の上に指を置いて操作します。

こちらはチャンバラを持って戦うゲームのようですが皆VRゴーグルをかけています。
何が見えているかはちょっと分からなかったのですが楽しそうでした。

こちらは試作品のデバイスということなのですが、
首に装着して音楽を聴いたり写真を撮ったりできるデバイスです。
イヤホンを装着しなくても音が耳の横で聞こえるような技術が使用されていたり、
オプションのイヤホンも外の音を妨げないような作りになっていたり音を聴くことにこだわった作りになっています。
また、位置情報/ジャイロ/加速度センサーなどを搭載しているそうです。
音のARというデモでは、あたかもそこに犬が居て話しかけてくるような表現が実現されていました。
ちゃんと音の聴こえる向きも考慮されていて犬の方向を向くと正面から音が聞こえてきます。

このデバイスは結構応用範囲が広いんじゃないかなと開発者的にはとても面白そうに見えました。
まだ国内では事例がないそうなのですがお願いすれば利用できるようになるそうです。
開発言語はJavascriptで、シュミレータも用意されているためデバイスがなくても試せたり
作成したアプリを公開するプラットフォームも用意していると伺いました。

物体を認識してプロジェクションマッピングを行う技術
移動させるとそれに合わせて映像も動きます。

こちらも同じ場所にあった別のものです。


外を歩いているとパワードスーツみたいなのが歩いてました。
(ただの着ぐるみだったのかもしれませんが。。)


最後に「Interactive Innovation Awards」のファイナリストの展示を見てきました。

こちらは「sensel」といういろいろな用途に対応するキーボードです。
通常のキーボードから楽器の演奏までいろいろできるみたいです。

こちらは突然走ってきたのでどのブースのものか不明でした。

こちらはVRで楽器を操作すると音が鳴るというものです。
コントローラにはVIVEを使用していました。
(VRで入力が必要なものは全体的にVIVEを使用しているところが多かったです)

オースティンも残りあと2日になりましたが、
明日も頑張ってレポートしたいと思います!

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