概要
Amazon Aurora 事例祭りの事例紹介ということで、1年ほど前にクラブレコチョクのシステムをOracle RACからAmazon Auroraへ移行したので、それについてお話しさせていただきました。
内容
こちらが発表のスライドになります。
アジェンダとしては、
- レコチョクとクラブレコチョクについて
- Auroraを選択した理由
- どのようにAuroraへ移行したか
- どのようにAuroraを運用しているか
- Auroraに期待するところ
といった感じでお話しさせていただきました。
レコチョクとクラブレコチョクについて
スライドを参照いただければと思います。
Auroraを選択した理由
システム単体の課題を可決するために移行したというより、
会社全体としていくつか課題を抱えていたので、それを解決するために
全システムAWS移行を決めたというのが、まずはじめにあります。
Auroraを選択した理由については、RDS for PostgreSQL なども検討しましたが、
スライドにあるような理由により、Auroraを選択しました。
どのようにAuroraへ移行したか
AWS Database Migration Service(DMS)が出たころには、ちょうど移行作業の佳境を迎えていたので、
全て自前で仕組みを作って対応しました。
どのように移行したかについては、「デーブルの再作成」、「SQLの修正」、「データの移行」、「性能試験」
に分けて説明させていただきました。
どのようにAuroraを運用しているか
今日お話しされていた他の方も結構おっしゃっていましたが、
Auroraはインフラリソースをフルに活用するような仕組みとなっているので、
CPUやメモリといったインフラリソースのメトリックに関しては、現在は監視の対象とはしていません。
Auroraに期待するところ
- PostgreSQL互換がほしい
GA版が待ち遠しいですね。 -
暗号化スナップショットの別リージョンコピー
別リージョンにバックアップをとっておきたい場合に、暗号化されているとできないので、
自前で仕組みを作る必要があります。
要望としてはニッチな気もしますが、自分的にはほしい機能だったので今回入れました。
まとめ
同じようにOracle RACから移行しようと検討されている方の参考に少しでもなれば幸いです。
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