RecoChoku Tech Night #6 で海外音楽とITについてお話ししました

re:Invent, re:Invent2017, イベントレポート

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

はじめに

先日弊社で開催したRecoChoku Tech Night #06 -AWS re:Invent+海外音楽IT –で海外音楽とITをテーマにお話しさせていただきました。

好きなAWSコンポーネント

応募の際にAWSの好きなコンポーネントは何かアンケートを取っていました。やっぱりLambdaは人気あるんですね。ちなみに自分はLambdaとAuroraが好きです。

海外音楽について

当日はグローバルの音楽市場のお話しと、日本にストリーミング利用が少ないこと、また若年層にも有料でストリーミングサービスを利用している人が増えている話をしました。

グローバル音楽市場について

グローバルでは1999年をピークに2014年まで売り上げは右肩下がりでした。
しかし、2015年、2016年と回復傾向を見せており、その大きな要因となっているのがデジタルの売り上げで、中でもストリーミングが非常に伸びています。
もう少し細かく数字を見ると、2015年はフィジカルの売り上げが初めてデジタルの売り上げを上回っています。また2016年にはデジタルの売り上げが全体の半分以上を占めるといった状況です。この傾向は2017年も同様に続くと想定されます。

一方、日本のフィジカルとデジタルの売り上げの比率はというと、グローバルの2009年の比率を同じくらいになります。

日本でのストリーミング利用について

グローバルで見るとぐんぐん伸びているストリーミングですが、日本は他の国と比べると圧倒的に利用されていないのがわかります。

ストリーミングサービスにおける若年層の課金

グローバルで見ると13歳~15歳の若年層がストリーミングサービスに対して4割程度課金して利用しているのがわかりました。
若年層でストリーミングで音楽を聞くのが85%程度います。そのうちオーディオで聞く人は7割近くいますが、6割はフリーで利用していますが、4割は課金して利用しています。どういった課金形態というと、3割は自分のポケットマネーから、3割はファミリープランによって課金しているといった感じです。
個人的には意外と多いという印象を受けました。それだけストリーミングで音楽を聴くことが一般的になってきているということが言えるのかもしれません。

IT(VR)

Exit Reality というVRのスタートアップの方とお話しする機会を得ることができましたので、その話をしました。

Exit Reality はどのような企業かというと、お店やショッピングセンターの空きスペースにVRの体験できるBoxを置き、体験したお客さんにアンケートなどを取ってその情報を依頼元に提供するといったことをしています。直近でいえば、アメリカの日産とコラボして店舗にスターウォーズのVRの体験Boxを提供するといったことを行っているようです。
音楽とは関係ない内容ではありますが、初めてきく形態のVRビジネスでしたので非常に興味深かったです。

まとめ

ロサンゼルス研修は1日だけでしたが、非常に濃い内容でまとめるのが大変でした。LA研修のレポートはまだ書けていないので、年内ぐらいには、、、、、書こうと思います。