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Zero-Downtime Patching の機能が使えるようになりました
No maintenance No Life なRDSに、遂にAuroraバージョン1.10からですがダウンタイムゼロでメンテナンスが実施できるようになりました。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/amazon-aurora-update-spatial-indexing-and-zero-downtime-patching/
PostgreSQL互換といい、Lambda連携といい(Lambda連携は動作保証が今のところ0回以上なので今後の改善に期待ですが1)、
そろそろAuroraを選択しない理由がなくなってきた感があります。
それでもAuroraを選択しない理由
- t2.medium未満のインスタンスタイプで稼働可能なシステム
- コストをできるだけ節約したい場合
- どうしてもbinlogを有効にしたい場合(Auroraはbinlogによるレプリではありません)
- Auroraで設定できないパラメータをいじりたい場合
料金については簡単ではありますが比較してみました。
RDS(MySQL) | Aurora(MySQL) | 1ヶ月間(30日間)のAuroraの増分コスト | |
---|---|---|---|
db.t2.medium | $0.208 | $0.250 | $30.24 |
db.r3.large | $0.570 | $0.700 | $93.6 |
db.r3.xlarge | $1.140 | $1.400 | $187.2 |
※東京リージョンでマルチAZで稼働した場合を想定
選択しない理由として上記のようなことが挙げられると思いますが、これらはオミットしても良い要件なくらい享受できるメリットの方が多いと自分は感じています。
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