はじめに
今年のre:Inventでもたくさん新サービスが発表されましたね!
私自身は新サービスの中でAmazon Timestreamが一番気になったのですが、セッションが見つからず。。。
ちょっと残念な気持ちになっていました福治です。
今回は、Amazon Timestreamについて、フォローを助けてくれた、「AWS re:Invent 2018 Japan Wrap-up Session」についてと、無事にre:Inventの参加が終わりましたので簡単ですが感想を書いておきたいと思います。
AWS re:Invent 2018 Japan Wrap-up Session とは
期間中に発表されたサービスの内容を日本語でまとめてくれるセッションです。
2時間強と短い時間ですが、新しく出た情報をまとめていますので、とても濃い時間でした。
Japan Wrap-up Sessionに参加してよかった点
内容に関しては、ネット上に資料と動画が上がっておりますので、参加してみて、良かった点を3つにしぼってお話しようと思います。(写真は、公式で挙げられている資料の中のものをよりお借りしました。省かれている部分についてはこちらで撮影した写真を載せています。)
- 日本語で説明してくれる。
これ、一番大事かもしれません。
心の余裕が違います。4日間re:Inventに参加して、耳がなれてきているとはいえ、日本語で聞くセッションはとても安心感がありました。私以外にも英語が自分の周りで飛び交っている環境がはじめてだった人にとっては、とてもとてもありがたいことだったと思います。
また、セッション中、よく聞いていたつもりでも、勘違いしていたり、聞き逃していたりする部分もあると思います。聞いた内容を整理する意味でも日本語で説明してもらえる機会があることは嬉しかったです。 -
丁寧に説明してくれる。
短い時間とはいえ、一つ一つのサービスを丁寧に説明してくれます。
実際の動きをスライド上などで再現してくれる説明もありました。Keynoteを聞いていただけではよくわからなかった部分もフォローすることができます。
例えば、Amazon Quantum Ledger Database (QLDB)に関しては以下のように、順を追ってどのようになるのかというイメージを交えながら説明していました。
データベースに関する説明のところでは、どういうデータには、どのサービスを使うのが良いのかを説明していたので、体系的に整理することができました。
機械学習系のサービスについては、機械学習はどんな分類ができ、どのようなワークフローであるのかを話した上で、サービスの説明に入っていたので、機械学習がよくわからない人にとっても、わかりやすい説明になっていました。
- 自分が追えていないサービスについても知ることができる。
新サービスの中で興味があるものがあっても、すぐに予約で埋まってしまったり、チェックが漏れてしまったりすることもあると思います。また、会場自体も広いので、移動時間の都合で参加できないこともあるでしょう。一通り、新サービス・アップデートの話をしてくれるので、自分が追えていなかったサービスに関しても、追うことができます。
私自身、一番気になっていたAmazon Timestreamのセッションが見当たらなかったのですが、このJapan Wrap-up Sessionで概要だけでも聞くことができ、良かったです。Keynoteでは時系列データを扱うデータベースであることぐらいしかわからなかったのですが、IoTのデータをメインの対象にしていることや大量のデータ扱う際は低コストで性能が良くなることなどがわかりました。
簡単ではありますが、Japan Wrap-up Sessionについてレポートがあるのを見かけなかったので、まとめてみました。
自分のまとめや、確認をする補助的なセッションとしてとてもよいと思いました。
re:Invent全体を通しての感想
re:Invent全体を通して、日本とアメリカとで全然雰囲気が違うんだなと思いました。日本とアメリカで感じた違いを列挙してみました。
- プレゼンテーションの仕方
どのスピーカーの方も、会場全体を見ながら、語りかけるように、話していることに気づきました。資料をずっと見ながら、下を向きながら話している人はいません。あれだけ壇上に立つ人がいる中で、(少なくとも私が見た中では)全員が堂々と話していることにびっくりしました。前をゆっくり歩きながら話すスタイルはかっこいいなと改めて思いました。(できれば真似したいものです。) -
自分が思っているよりもコミュニケーションが取れた
これは正直、驚きました。自分の英語力が思っていたよりもあったというわけではなく、一生懸命伝えようとすれば、向こうも一生懸命聞いてくれることがわかりました。今回、心理的な英語へのハードルがぐっと下がりました。列に並んでいたら話しかけてもらえたりと、とてもフレンドリーな人が多かったです。正確にやり取りできるようになるためにも、英語をちゃんと話せるようになりたいと思いました。 -
床に座っているひとが多いのがよかった
自分のセッションがない人は、廊下の床に座ってパソコンをカタカタしている人が多かったです。なんだか大学のようで、自由な雰囲気であるのがとても気に入りました。 -
警備犬がかわいかった
会場の入口には、検査をしてる人がいるのですが、そこに警備犬(?)がいました。毎日同じ場所に同じ犬が警備しているのですが、犬によって性格が出ていてとても癒やされました。日本では見ない光景ですよね。
おわりに
今回、re:Inventに参加することで、日本にいるだけでは感じることのできなかった空気感を感じることができ、とても刺激的でした。日本に帰っても、この感覚を忘れることのないようにしたいです。
この記事を書いた人
- 新米エンジニアです。
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