【DAT304】 DynamoDB – What’s new
今日のJassyのキーノートでDynamoDBの新機能の発表があったので聞きにいってきました。
このセッションはここ最近のアップデートも含めてどのようなものがあるか振り返る内容となってました。
Amazon VPC Endpoints
今年の8月に使えるようになった機能です。
よりセキュアにDynamoDBを利用できるようになりました。
Encription at rest (NEW)
これはまだリリースされていないですが、本日アナウンスのあった機能となります。
Backup and Restore (NEW)
ついにDynamoDBにもバックアップの機能が追加されました!
これまではDataPipelineとかで、バックアップ機能を自分で作る必要がありましたが、この機能によりそれが不要になります。
まだリリースされていませんが、ポイントタイムリストアの機能もじきにリリースするとのことでした。
Backup and Restoreのデモを見ましたが、RDSのスナップショットと同じ感じでバックアップが取れます。
しかし!まだ東京リージョンでは使えません。じきに使えるようになるとはいっていましたが、本当に待ち遠しいですね。
DynamoDB Accelerator
今年6月に東京はリリースされています。
DynamoDBのキャッシュ機能で、これによりレイテンシーがミリ秒からマイクロ秒になります。
Time-to-live
今年の2月に使えるようになりました。Expirationを設定して、DynamoDBに自動でレコードを削除させる機能です。
これ、とても便利ですよね。自分のシステムでも使っています。
AutoScaling
今年6月にリリースされています。
キャパシティのオートスケーリング機能です。コストの最適化には非常に有効な手段だと思います。
また、スケジュールによるオートスケーリング機能も追加されました。
DynamoDB Global Tables (NEW)
マルチリージョンでマスターテーブルを運用することができます。
これもデモを見せてもらいましたが、グローバルテーブルの追加も数クリックで簡単にできてしまいました。
こちらも今のところ東京リージョンは使うことができません。
まとめ
DynamoDBはバックアップ機能がなかったので自前で作る必要があり、またポイントタイムリストアのようなことをするのは非常に難しかったのが現状です。
これまでは自分にとってはDynamoDBは選択しづらい状況にありましたが、このBackup and Restoreのリリースとポイントタイムリストア機能の発表は、そういった懸念点をクリアにしてくれているので、今後のアーキテクトの組み方も少し変わってくるのかなと思いました。
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