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プロジェクトを進める上でWeb系かアプリ系、あるいは
フロント系かバックエンド系か、などによって
求められる要件のスピード感や、価値の提供の頻度が違います。
またメンバーの習熟度によって要件の実現方法がおおよそ決まっているのか
試行錯誤ベースでやっていくのかによってもスピードやタスクの処理方法が
変わってくるため状況に合わせて運用の仕方を適切に選ぶことが大切です。
具体的にはタイムボックスを区切ってスコープを制限するスクラム式と
タイムボックスは区切らず逐次タスクを処理し、WIPによって流量を
コントロールするカンバン式などが挙げられます。
どちらも本質としては要件の流量を制約条件として
スループットを計測しつつ生産性を上げるTOCの考え方です。
スクラム(イテレーション)式
例:
- What付箋をもとにHow付箋へ分解する
- How付箋が分解されたら、もとのWhat付箋はDONEに移動する
- How付箋がすべて完了したら関連の付箋を削除する
カンバン(逐次処理)式
例:
- What付箋をもとにHow付箋へ分解する(もとのWhat付箋はそのまま)
- How付箋は完了したら削除する
- How付箋がすべて完了したらもとの付箋を削除する
補足すると、What付箋はいわゆるストーリー、あるいはエピックと呼ばれるものです。
「会員登録機能」や「ランキング集計機能」など大枠の要件が記載されます。
How付箋は実行可能な「ログイン画面作成」や「集計バッチ作成」などのタスクが記載されます。
現在我々のチームでは要件レベルは別でredmineやexcelで作成されているため
タスクのみをカンバン方式でscrumblrで管理しています。
この記事を書いた人
- 和服とvapeとСистемаと醗酵とたまごふわふわとカッティングシェイプスとジャージークラブとjuke/fwkに傾倒する人です
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