はじめに
こんにちは、ラスベガスに来て、4日目となり、なんとなく英語のヒアリングが
上達してきたような感じがしています。錯覚かもしれません。岡崎です。
案外日本食って、恋しくならないものですね。
それは、まだ4日目だからでしょうか??
とりあえず、日本に帰ったらカレーライスを食べたいですね。
それは、さておき今回のAWSの大目玉であるKeynoteでは、たくさんのサービスが
発表されていました。これについて概要をお伝えしたいと思います。
Keynoteの雰囲気について
会場内は、こんな感じになっておりめちゃくちゃ広いです。
因みにKeynote自体は、AM 8:00 からなのですが約1時間前から
並んで、座席は真ん中のほうでした。
Keynoteの開演前にはDJがプレイしており、ノリノリで良さげな音楽を流してくれます。
サントラが欲しくなります。
AWSのCEOである Andy Jassy 氏 が現状のAWSのサービスについて概要を説明した後、
顧客の声を有名なバンドの歌詞とリンクさせて、そのコンセプトに沿ったサービスを紹介/発表していきます。
Keynoteの新サービスについて
今回、一番盛り上がったのは、確実に AWS DeepRacer でしょう。
まさかのまさかで驚きました。このサービスは、機械学習(強化学習)を取り入れた 1/18スケールの
ラジコンカーで、完全自律型走行を可能としています。
因みに、各国のAWS Summitでトーナメントを行って、2019年のre:Inventにて
世界チャンピオンを決めるようです。こういう遊び心、大切だと思います。
色々なサービスが発表されていく中で、私が感じたのは、
機会学習系のサービス強化に、より一層力を入れており、
どのレイヤーのデベロッパーも気軽に使えるようにしているなぁという感想でした。
新サービス 「Amazon Forecast」 の体験レポート
上記で紹介した機会学習系のサービスの中で 「Amazon Forecast」 のワークショップに行ってきたので
ワークショップの雰囲気と内容についてお伝えします。
■ 体験後の感想
正直な話、AWSは毎日触っているのですが、機械学習系は、触れたことが
なくSageMakerも今回のワークショップで触るのが初めての状態でした。
それでも、分かるくらいにシンプルでした。
可能性を多く秘めているサービスなのではないかなぁと思いました。
用途的には、商品需要の予測やサーバのトラフィックの予測など色々使い道はありそうです。
■ 体験後の内容概要
- 「商品の需要データを利用して予測データを作成し、メトリクスで見る」 ところまで
■ 体験後の内容詳細
- ワークショップでのアーキテクチャ図
(※ワークショップでは、ソースコードと軽い説明くらいしかなかったので、それらから起こした図になります。)
- やったこと(詳細なコードまで転記していいのか分からないため、日本語での詳細説明となります)
- Jupyter Notebook上でソースコードを動かしながら説明を受けながら理解を深めていく(※以下はcliを使った操作になります)
- 「boto3」の初期設定
- 「タイムスタンプ」 「数値」 「クライアントID」 のカラムがあるCSVの大容量データをS3バケットに配置(約1TB)
- 「Amazon Forecast」にIAM Roleの割当(S3 の読み取り権限)
- 「Amazon Forecast」でCSVのカラム毎のデータのスキーマ定義をする
- 「CSV」 -> 「DataSet」 を作成する
- 5.のデータ群をグループ化する(「DataSetGroup」を作成する)
- 6.で作成した「DataSetGroup」を読み込む(「Amazon Forecast」の状態がACTIVEになるまで)
- 7.のものから 「Amazon Forecast」が提供するレシピを選択(Multiquantile Recurrent Neural Network (MQRNN) …etc) した後予測データを作成
- 「Amazon Forecast」のダッシュボードから商品の需要予測データを見る(年月日,クライアントID等を指定して)
- Jupyter Notebook上でソースコードを動かしながら説明を受けながら理解を深めていく(※以下はcliを使った操作になります)
おまけ1
とあるブースでハズレ賞として、ライトセイバーが貰えるのですが(当選するとSwitchがもらえます)
ライトセイバーを持って歩いていると、「それで切らないでくれ」とか「ライトセイバーだ…(小声)」
とか周りから英語で言われたりするので、目立ちたい方はライトセイバーを持ち歩いてみては
如何でしょうか。
おまけ2
MGM という会場で
シルク・ドゥ・ソレイユ を見てきたのですが、本当に感動しました…
圧倒的なステージの仕組みと音楽の良さ、そしてキャストの演技力
どれをとっても本当に良かったです。
ラスベガスに来た方はぜひ足を運んでみては如何でしょうか。
この記事を書いた人
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2016年に入社した新卒。ドラムとインコが好きな人。
最近は、デザイン駆動設計や関数型プログラミングに興味あり。
マネジメントも覚えていきたい系エンジニア。
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