Techstars Music その1

マネージメント

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

Techstars Music Acceleratorにつきまして大枠について書いてみようと思います。
その後、細かい話をしていければと予定しております。

Techstars Music

レコチョクはTechstars Musicに参加することによって、最新の技術トレンドのキャッチアップし、世界の技術会社とのネットワークを構築します。
それによって新規事業の創発及び既存事業の推進を目指します。

事業

  • 起業家支援プログラム運営
  • 起業イベント運営
  • アクセラレーター・プログラム開催
  • 企業投資/ベンチャーキャピタル

特徴

  • 米国トップアクセラレーター
  • プログラムのグローバル展開(4大陸/22都市)
  • 起業家支援が一気通貫

アクセラレーターとは

アクセラレータープログラム(英語: accelerator program、AP)とは、大手企業が新興企業(ベンチャー・スタートアップ)に対して協業・出資を目的とした募集行為を開催するものである。
(Wikipediaより)

特にシード期と呼ばれる新興企業に対しての協業・出資が多いのがアクセラレーターになります。

いや、シード期ってなんだよ

ベンチャー企業の成長段階はステージごとに区別されます。
明確な定義はなく企業によって違うこともあるそうです。

通称 シード アーリー
スタートアップ
ステージA
エクスパンション
ステージB
グロース
ステージC
レイター
ステータス 未法人化
コンセプトのみ
起業初期 事業展開初期 単年度黒字
事業拡大期
CF黒字
累積損失解消
必要経費例 人件費
マーケット調査費
法人登記費
事業運転費
設備投資費
人材採用費
商品開発費
事業拡大に伴う諸費用 仕組化に伴う諸費用
主要出資元 アクセラレーター エンジェル(稀にVC) VC(IPO前提) VC 第三者割当増資CVC・VC

補足

融資、出資、投資の違い

私もピンときていなかったのですが以下の通りです。
このあたりは詳細をまた別で書こうかと思っております。

項目 融資 投資 出資
内容 お金を必要とする人に貸し付けること 将来的に資本を増加させるために、現在の資本を投じること 事業の成功を期待してお金を提供すること
メリット ・経営の自由度を保ったまま資金調達ができる
・多額の資金調達が可能
・投資家として成長ができる
・投資期間や時間を自由に設定することができる
・キャピタルゲイン(株式の値上がり率)とインカムゲイン(配当)を受けることができる
事業が成功した場合のリターンが期待できる
デメリット 元本に利息がついてしまい元本よりも多く返済しなければならない ・資金力に限界がある情報力に差がある
・機関投資家などが動かした相場の影響を受ける
・経営に制限が出ることがある
出資先の経営が失敗したら出資した資金は戻らない

「投資」と「融資」には大きな違いがありますが、「投資」と「出資」にはさほど大きな違いがあるわけではありません。

VCとCVCの違い

VC(ベンチャーキャピタル)はCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)です。
事業会社が自社の戦略目的のためにVCっぽいことをすることです。
参考リンク

エンジェル投資家

エンジェル投資家またはエンジェル(ヨーロッパにおいてはビジネスエンジェルと呼ばれている)は、創業間もない企業に対し資金を供給する富裕な個人のことである。投資の見返りとして株式や転換社債を受け取ることが一般的である。エンジェル同士でグループを形成し、情報の共有や共同出資を行う動きも見られる。
(Wikipediaより)

TechstarsではVCだけでなくエンジェル投資家への積極的なアプローチも実施しています。
ご存知かもしれませんが音楽業界の中にも投資家がいます。トロイ・カーター(*)とか。
*元レディ・ガガのマネージャー。Spotify、Dropbox、Uberとかにも投資。

そのTechstarsに2年前にMusicセクターができました

とのことで、早速レコチョクとして参加することになりました。
第1回はメンター、第2回はメンバー、2018年6月からの第3回もメンバーの予定です。
メンターはメンバーよりも浅い関わりと考えてください。詳細はまた別の機会に。

終わりに

レコチョクとしての狙いや取り組みなどは別の記事とさせて、今回はこのあたりで失礼させていただきます。

この記事を書いた人

平山鉄兵
平山鉄兵
エンジニアなのか、ディレクターなのか、球団職員だったような覚えもございますが、諸行無常の響きがございます。

研究開発や新しいサービスの調査・立案などをしております。

誠に勝手ではございますが、ただの人間に興味はございません。
このなかに宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいらっしゃいましたら、お手数ではございますが、弊社までご足労お願いいたします。

以上、よろしくお願いいたします。