有線イヤホンをワイヤレスにしてみよう

Bluetooth, イヤホン, オーディオ, ワイヤレス

始めまして、普段iOSアプリを開発している澁谷太智です。
皆さんは普段音楽を聴く際に、どんなイヤホンを使っていますか?
最近は、AirPodsなどのワイヤレスイヤホンを使っている方が多いように感じます。。
そんな中、私はまだ有線イヤホンを使っています。
自分の耳の形に合わせて作成するカスタムIEMを利用しているため、なかなかフルワイヤレスに切り替えることができません。。。

でも、ケーブルが煩わしい。。。

そこで私は、有線イヤホンをワイヤレス化して使っています。
その方法を2点、ご紹介しようと思います。

目次

Bluetoothレシーバーを使う方法

イヤホンプラグをスマートフォンやオーディオプレイヤーに直接繋ぐのではなく、Bluetoothレシーバーに繋ぎます。

Bluetooth_connect

こうすることで、スマートフォンの操作をケーブルに縛られることなく、快適に行えます。また、イヤホンジャックの無いスマートフォンでも変換プラグを用いずに音楽を聴くことができます。
下の画像は、私が実際に普段使っているものになります。

IMG_0417

レシーバーの価格帯は幅広く、500円で購入できるものもあります。
画像のレシーバーは、AliExpressで購入した比較的安価な商品で、価格は4000円弱でした。

ケーブルをBluetooth接続できるものに変更する方法

※これは、ケーブルを付け替えられるイヤホン限定の方法になります。

次の紹介するのは、そもそもケーブルを無線対応のものに変えてしまおう、という方法です。
前述した通り、ケーブル着脱可能なイヤホンのみに適応できる方法になります。

Bluetoothに対応したケーブルはここ数年でたくさん発売されています。
下の画像の商品がBluetooth接続可能なイヤホンケーブルです。
Bluetoothレシーバーを使う方法よりもコンパクトで、ケーブルの絡まりを気にすることなく快適に利用できます。

引用:https://www.shure.com/en-GB/products/accessories/rmce-bt2?variant=RMCE-BT2

ケーブルを買う際に注意すべきは、イヤホンに接続する端子の規格です。
近年は様々な規格が出ているので、自分のイヤホンがどのような規格の端子なのか確かめてから購入しましょう。
わからない場合は、家電量販店のイヤホン売り場の店員さんやイヤホン専門店の店員さんに確認しましょう。

音質について

大前提として、有線接続の場合よりかは音質は劣ります。
あとは、そのレシーバーと接続機器のスペックによると思います。

Bluetooth機器を購入するにあたって

Bluetooth機器を購入する際に押さえておくべきポイントが3つありますので、それらをご紹介します。

  • Bluetoothバージョン
  • コーデック(Codec):Bluetoothで音声データを圧縮・伝送するための規格
  • 接続する機器のコーデック

Bluetoothバージョン

最新のバージョンのものを選びましょう。
消費電力や、音の途切れが新しいバージョンのものほど改善されています。
記事執筆時点2024年3月現在は、Bluetooth 5.4 が最新です。
私が利用しているレシーバーは、Bluetooth.5.1 ですが、渋谷駅でも途切れを経験したことはないです。

コーデック(Codec)

Bluetoothで音声データを圧縮・伝送するための規格です。
音質や音の遅延に関連してきます。利用用途に応じて選ぶと良いかと思います。
普通に音楽を楽しむのであれば、特にこだわる必要はありません。
ゲームで利用する場合は、低遅延の規格を選択すると音ズレなく楽しむことができます。
様々な規格がありますので、自分に合った規格を探してみてください。

接続する機器のコーデック

接続する再生機器(スマートフォンなど)が対応しているコーデック以上のものを選んでも、無駄になってしまいます。
自分の持っている機器がどのコーデックに対応しているのか、確認して購入しましょう。

最後に

いかがだったでしょうか。
有線イヤホンでも、レシーバーを使うことによって簡単に無線化できてしまいます。
ケーブルの煩わしさから少しでも解放されたい方、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!