SEOについて勉強していて、
「最近の検索エンジンはページ内のコンテンツを読むのでmeta keywordsを指定しなくても良い」
ということだったので本当か確認してみました。
WIZYで行われたamazarashiのプロジェクトですが、
meta要素には以下の
keywords を指定してありました。
<meta name="keywords" content="amazarashi,もう一つの虚無病。アナザーストーリー ピクチャーブック「nothingness」,クラウドファンディング,音楽,WIZY,ウィジー,共創,クラウドクリエイティング,レコチョク"> |
このキーワードは「クリエイター名」+「プロジェクト名」+ 固定値という仕様で、プロジェクト配下のページには全て同じキーワードを設定しています。
- amazarashi (*クリエイター名)
- もう一つの虚無病。アナザーストーリー ピクチャーブック「nothingness」 (*プロジェクト名)
- クラウドファンディング
- 音楽
- WIZY
- ウィジー
- 共創
- クラウドクリエイティング
- レコチョク
次に、Google Search Consoleからレポートを見てみます。
(amazarashiのプロジェクトでフィルタしています)
「サラ」「数え歌」などのキーワードが現れています。
これらのキーワードがどこから来たのか、HTMLのソースを見てみます。
「サラ」というキーワードはプロジェクト詳細の中にありました。
こちらはプロジェクト運営者がプロジェクトの説明を行うために自由に編集できるコンテンツになります。
https://wizy.jp/project/9/ のソース
「数え歌」というキーワードはプロジェクト詳細になかったのですが、プロジェクトレポートの中に発見しました。
こちらはプロジェクト途中でプロジェクトの状況を報告できるブログのような機能で、こちらもプロジェクト運営者が自由に投稿できるコンテンツになります。
https://wizy.jp/project/9/report/85/ のソース
ページ内のコンテンツを(部分的にでも)編集できる機能が備わっていれば、SEO対策としてのmeta keywordsのチューニングというのは(機能として)不要であることが分かりました。
この記事を書いた人
最近書いた記事
- 2021.12.10React NativeでWallet風UIを実装する
- 2018.11.19Elasticsearchで簡単な検索とscoreを調整する方法
- 2018.10.05ECSをEC2からFargateに切り替える際の注意点
- 2018.09.12AKB48グループ映像倉庫のWeb版をリリースしました